2007年02月19日 神戸・新長田中心市街地活性化協議会<議事録>

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日 時:2007年2月19日(月) 20:10〜21:30
場 所:新長田まちづくり(株)内会議室

1、「KOBE鉄人PROJECT」鉄人28号モニュメント建設について

正岡氏(TMO運営委員長)および東氏(事務局)から、この間の経過等について説明があった。

【山 本】モニュメントの立地予定場所から本町筋商店街は一番遠い。フィギュアをつくるなどして盛り上げていきたい。

【 東 】街の中を回遊してもらう必要がある。

【増 井】担当省庁はどこになるのか。

【 東 】国では、中心市街地活性化本部が統括しているが、各地方では地方経済局が窓口になっていることから、市でも産業振興局が対応している。

【増 井】他の部局が所管する事業でもそこが窓口になるのか。

【 東 】中心市街地活性化につながる事業であればそうなる。アーケード整備をするために自己資金を2/3出せば補助金がつくという訳ではない。なぜその事業が必要なのかとの理由が必要であり、若松公園と一体で整備する方向で進めている。

【小 山】このような事業が実現するとは思いがけない話だ。大正筋からでもモニュメントが見えるようにアーケードを下げて、上半身が見えるように計画を検討している。

2、神戸・新長田中心市街地活性化基本計画ビジョン策定について

東氏および与那嶺から、「基本計画の基本方針(コンセプト)と目標設定の検討にむけて」について説明があった。

【増 井】目標値は現状を踏まえたものでないといけないのか。

【与那嶺】居住人口の目標値はたてやすい。歩行者通行量も人が増えると増えるだろう。

【西 村】二葉町に建設中のマンションが完成すると、75戸が増える予定だ。

【 東 】長田区全体では人口は減るだろうが、JR新大阪駅北側も含めて考えると確実に増えるだろう。

【山 本】修学旅行を誘致している。子どもたちが何か買うものを欲しがっているようだが、鉄人に関するものなど、ここだけにしかないオリジナルのものをつくれないか。

【正 岡】売るものはあるが、場所がないのが現状だ。

【 東 】それぞれの個店に委託販売することはできないか。

【山 本】キーホルダーなどでも買ってくれることがある。中学生でも買えるものが欲しい。

【 東 】境港の土産物屋ではオリジナル品しか扱っていない。通常で販売しているものがあって、その中に混じってオリジナルグッズがあるという形がいい。

【正 岡】服屋にはオリジナルのTシャツを置いてもらうとか、店頭に葉書をおいてもらうなどできるのではないか。

【 東 】修学旅行も含めて来街者を増やすことを考える必要はある。

【増 井】商店街を今の2〜3倍活用することはできないか。以前に、高齢者が多いので朝の時間を開拓しようという意見があった。トリプルオーナーを募って18時以降の開店も含めて考えるという方法もある。

【 東 】朝の方が人はたくさん歩いている。

【増 井】清掃の時間帯も工夫して夜の時間も使えば防犯にもつながる。毎日のことなので、売上はあがるのではないか。

【正 岡】特効薬はないだろうが、細かいことを積み重ねるしかない。

【藤 原】空き店舗が多くあるが、そこで何かをやろうとすれば人を雇う必要がある。進歩住夢亭もお金を入れてやっている。各個店は自分の店のことだけ精一杯な状態だ。

【正 岡】これまでにつくってきたグッズを売れないだろうか。店先に置くなどして、まちのブランドを手軽に買えるようにできないだろうか。

【藤 原】補助金などをもらうなどして余裕ができないと、なかなか考えることができない。

【山 本】補助金をもらっている間に何をすべきかを考える必要がある。ここでしか買えないものが必要だ。

【藤 原】現実は厳しい。来年度も進歩住夢亭をやるのであれば、家賃をどこから調達するかということになっている。会員からお金をもらってやっていることもあり、有効利用をしていく必要はある。しかし、新規出店が1件あれば1件が減る状態だ。商店街の会費も半分しか払えない状態にある。

【山 本】閉店ラッシュの状態だ。イベント助成を受けているが、助成金は全体にいきわたる事業にしか使えない。今年はこの店を応援するといったことができるものが必要だ。イベントをやってお客さんに来てもらって、こんな店しかないのかという感想を持たれるようでは意味がない。
本町筋商店街では、花屋を巻き込んでフラワーアレンジメントや寄植教室などをやっている。個店の応援にもなっている。

【迫 水】一店一品運動の拡張をどうするかということだと思う。長田ブランドをどうつくるかという話だ。
産業誘致については、行政が小回りのきく対応ができるかどうかということだと思う。製薬会社の誘致をめぐって、対応が早い自治体に設置するという例があった。神戸市としては医療産業都市構造をかかげているが、産業誘致はできているのか。

【正 岡】まちのあり方を考えるとき、前提として自立するという発想が必要だ。補助金も自立するためにある。補助金なしでやっていけるまちにするためのスケジュールが必要だ。その中で、新産業を誘致することも必要だが、もともとあるまちの特性・素地を活かすことが大事なのではないか。色んなものが混在しているまちに個性がある。
先日、真陽地区でまちづくり協議会の設立総会があった。真陽ではマスタープランをつくったが、東に庄田橋、南に海というように四面を取り込んで一体的に整備することを考えている。商店街の整備だけでなく、周辺の整備も含めて考えていくという視点がこれまでは欠けていたと思う。

【増 井】そういった取り組みに対して、動かすことができるお金がない。原資が決まっている中でどうしていくか。

【山 本】海を取り込んでいくことは大切だ。

【 東 】新長田は実はとても住みやすい街であるということが他地域の人には分からない。そのことを伝えるためにどうしていけばいいか。

【増 井】クリーンなイメージがない。商業者と自治会などが協力して取り組んでいく必要がある。

【山 本】それぞれの人にとって基準が違うので、広い意味で考える必要がある。

【 東 】教育環境がよくないというイメージがあるが、実は複数の学区に行けるなどのメリットがある。

【近 藤】長田区中期計画というものを策定した際に、1000名アンケートをとった。子育て、防災・防犯、安全・安心といった項目が上位にきていた。そういった要素は住みつづけないと思うには必要だ。

【迫 水】コミュニティビジネス部会では、CBはまちづくりそのものだろうという話になり、PTAや自治会などとも交流を深めて連帯をとってやっていこうということになった。

【伊 東】大正筋でユニバーサルデザインの取り組みを行っている。その議論をする際に、まちとはどういうところかという話題になり、コミュニティの中に安心・安全があるのではないかという話が出ていた。ユニバーサルデザイン・マップをつくりたいという話になっているが、これをつくる際もみんなが関わってみんなでつくることでコミュニティができていくことを目指している。先日、岡山のNPOの人が来られて、なぜこのような取り組みを行うになったのかを話したら、このまちに住んでみたいと言われた。電動スクーターの取り組みを始めたときに、ユニバーサルデザインの自販機の設置を呼びかけた。メーカーも協力してくれたが数えるほどしか設置されていない。設置すると結果として売上はあがった。ひとつずつ積み重ねることでできていくのではないか。このまちに来てもらった人が、住んでみたいと思えるまちをつくっていきたい。

【平 山】なぜまちに人が集まるのか。今のやり方は自然に逆らっている。つくるものではなく、出来上がっていくものなのではないか。原点に戻る必要がある。個々の既存店の売上を上げてないと、シャッターを閉める店がますます増えていく。それぞれがどうやって売上をあげるのかを考える必要がある。

【正 岡】その原点が見つけ出せない状態だ。

【藤 原】声かけ運動をやっているが、なぜそれをするのか。腕章をつけたりして安心できる人だということを示さないと、子どもたちは知らない人から声をかけても話してはいけないと教えてられている。そう言う一方で、子どもたちに声をかえて欲しいと言われる。互いに声をかけるのは以前は当然のことだった。二葉小学校や駒ヶ林小学校でもいろんな問題があるらしい。みんないいことを言うが、実際は問題が山積している。

【山 本】真陽地区でも、自転車に案内をつけたり腕章をつけたりして、声かけをしている。はじめのころは、子どもたちも知らん顔をするが、しばらくすると挨拶をするようになる。

【藤 原】数としては悪い人はそんなにいない。しかし、声をかけても知らない人ならば話さないということになっている。

【正 岡】だからこそ、地域の人が協力してやっていく必要がある。

【山 本】商店街の人も地域の一員だ。一緒にやっていくというのは大事なことだ。

【友 久】資料の5ページに出ている図は究極のまちの姿だと思う。最終的にはこれができればいいが、ワクワクしない。なぜだろう。地域にとって何を必要か、何をバックアップすればいいのかを国にいうために考えてできたものだろう。しかし、結局、何もできないのではないかと心の中で思っている。「大人が3時間楽しめる街」を目指すしかないだろうと思う。特徴あるまちをつくっていくことを考える必要がある。
市の資料の中に、空き店舗は既存店がつくっていったと書いてあった。安易な考え方にやっているような気がする。二葉小路に焼肉店をつくるといったように、地域の核をつくるようなことをひとつ決めて、やっていく必要がある。
二葉小路の件は、地元で検討してもらっているらしい。六間道の理事量は、10件ぐらい呼んでくるのであれば、2件分ぐらいの補助を出してもいいと言っている。それならば、大正筋でも3件ぐらいやりましょうという話になるかもしれない。残りはTMOで集めてもらってやってもいいのではないか。そこまで考えてくれているというのがうれしかった。
いい話ばかりだが、どれかひとつに決めてやらないと項目が多すぎる。やるべきことがあると思う。まずはひとつやってみて、その次にやるべきことを決める。特徴あるまちをつくるためには、今のメンバーがどれだけ頑張るかということだ。
一店一品の活動に応募して取り組んだら、2割程度は売れるようになった。家族でやっているから人件費がいらないという発想ではなく、だからこそできることがある。自分の店を見直しながら、ひとつずつ考えてやっていく必要がある。
この資料は国に出す計画の下書きだが、この内容を議論しながら今度どうしていくべきかを考えるべきだ。

【正 岡】目標設定についてはつかみにくい話だ。実現可能な数字というのは難しいというのが実感だ。

3、次回の日程確認

  • 事務局から今後の日程確認があった。
  • 事務局から3月1日に環境局の人に出前トークをお願いしている旨のアナウンスがあった。
  • 山本氏から3月25日に実施されるスティールパンコンサートのお知らせがあった。