2007年07月23日 神戸・新長田中心市街地活性化協議会<議事録>
日 時 :2007年7月23日(月) 20:00〜21:15
場 所 :新長田まちづくり(株)内会議室
〈配布資料〉
西部地域の小売商業の集積状況の変遷
西部地域における事業所の集積状況の変遷
西部地域における世帯数・人口の変遷
神戸・新長田中心市街地活性化基本計画策定のための調査について
新長田商業地区における今後の取り組みについて(資料1)
既存店の充実化にむけて(資料2)
旧二葉小学校の活用はどのように?
東氏(事務局)から本日の配布資料の確認があった後、正岡氏(TMO運営委員長)の司会により、以下の議事が進行された。
1、「神戸市・新長田中心市街地活性化基本計画」策定状況
(1)オブザーバーによる現状整理
与那嶺から「神戸・新長田中心市街地活性化基本計画策定のための調査について」を説明し、中心市街地活性化基本計画策定に必要な事項についての現状整理を行った。
(2)神戸市における策定状況報告
山崎・商業課係長から「西部地域の小売商業の集積状況の変遷」「西部地域における事業所の集積状況の変遷」「西部地域における世帯数・人口の変遷」それぞれについて説明があった。
【山 崎】近畿経済産業局のアドバイスを受けて資料を作成し、7月上旬に先方に送付した。近いうちに現状をたずねにいく予定にしている。
【正 岡】かなり濃い密度で作業をしてもらっているが、国との対応が進んでいないようだ。8月上旬ぐらいに何か動きがあるのではないか。
【伊 丹】市には引き続きご努力をお願いしたい。
【山 崎】先日、近畿経済局から「少子高齢化等対応中小商業活性化事業の募集(第二次)」の連絡があったが、今回は見送っている。補助率が「戦略的中心市街地中小商業等活性化支援事業費補助金」が2/3であるのに対して、「少子高齢化」は1/2なので全く違ってくる。
【伊 丹】補助率が1/2となれば資金繰りにも困る。工期が遅れてもよいということならば、認定がとれるようにがんばって欲しい。
【 東 】来月の本会議では前進した話が聞けるのではないかと思う。
2、新長田商業地区における今後の取り組みについて
与那嶺から、資料1および2について説明した。
【 東 】これまで色々な企画を進めてきたが、イベントなどをして人を集めることと、スター店舗をつくることの2パターンでやってきた。ファンができるような人気のある個店ができていけば、日々イベントのような状況になる。基本計画でも目標をたててやっているように、TMOでやっていくことについても時系列で進めていけるように提案してもらった。また、飲食店以外の店についてもランキングしていくような形を提案してもらっている。
【正 岡】神戸商工会議所の今年度の主要事業として、新長田活性化プラン「アジアン・デ・ナガタ」が進んでいるが。
【三 浦】「アジアの特徴を活かした地域活性化プラン『アジアン・デ・ナガタ』策定事業」を進めている。先日、この事業に一貫でタウンウォッチングを行った。地域にある資源を洗い出して、点から面にしていけたらと思っている。丸五アジア横町にも新たに2件の店舗が出店した。現在も東南アジア系の店舗を募集している。
【正 岡】これまで色んな形で動きはあったが、アジアの特徴を活かした取り組みが進んでいる。
【西 村】タウンウォッチングに参加した。丸五市場で店を出して40年以上になるが、新長田駅の北側に韓国の商品のみを扱う店があることも初めて知った。地域の中には知っているようで知らない資源がたくさんある。こうした情報をきちんとまとめて他地域に発信していくことで、地域の活性化につながっていくのではないか。丸五市場はアジア色で打ち出していこうとしているが、それぞれの地域の特徴を活かして、地域全体で取り組んでいけばいいのではないか。
【中 多】タウンウォッチングではいろんな発見があった。アジアをテーマにして進めていくには、相互の文化交流が自然な形で出来ていくような仕掛けがいるのではないか。生活文化の中にはどうしてもかみ合わない部分があるが、もっと身近になっていくためにはどのようにすればいいのだろうか。
【正 岡】新長田のまちづくりを考える場合、再開発エリアの軸と、五位池線以東の旧来からの商業エリアの軸の2つがある。どうしても再開発エリアに関心が集中しがちだが、その周辺をみることでそこから見えてくることもある。タウンウォッチングではシューズプラザにも行ったが、なかなか大変な状況がよくわかった。それぞれがうまくリンクしていけるようにすればいいのではないか。
【宍 田】新長田には、韓国をはじめとする多くの文化があるが、それぞれが閉じられた空間として特化しており、知る人ぞ知る存在としてある。琉球ワールドも特化した存在のひとつだが、その中では奄美との交流は難しいという事情を抱えている。それぞれの背景には閉じられたコミュニティがあり、それらが特化していると状況だ。政治的な関係を抜きにして、相互の交流が必要だ。
再開発エリアでは新しいものをつくりやすいが、その部分だけがテーマパークのようになる。大型店が展開する方法に似ていると思うが、そのやり方には限界がある。これからは周辺や地域と交流しながら展開できるようにしていく必要がある。
【正 岡】色んな核が点在しているというのが現状だろう。文化交流を進めていくことが大切だ。
【中 多】まず相互の生活様式を知る必要がある。
【増 井】「ZAGAT SURVEY」については、まずは掲載店を見てみる必要がある。
短期的な視点としては、2000円散策については、街のいいところを探してもらうのと同時に、もっとよくして欲しいところも見てもらってはどうか。
長期的な視点しては、地域を活性化させるという意味では、大丸とも連携できるのではないか。また、JRのアクセス改善も検討していく必要がある。
手近なところですべきことと、長期的な視点をもって取り組むべきことの両方を見ていく必要があるのではないか。
【正 岡】ジョイプラザはTMOの取り組みに理解を示して一緒にやっていく意志はあるのだろうか。
【増 井】国から百貨店協会への通達で、地域との連携を進めていく方向性が示されている。そのような状況を踏まえると、TMOも絡んでいけるのではないか。今は何もしていない。どのように協力しあえば、どのようなメリットを得られるか考えていけばいいのではないか。
【正 岡】一度、意見交換をしたい。
【増 井】まずは大丸にアプローチしてはどうか。
【友 久】「ZAGAT SURVEY」はアメリカで始まったもので、日本でも人気がある。お客さまと食事にいくとき、この本を参考にして行くことがある。長田での掲載店は「青森」のみで、しかもかなり下のランクだ。
この地域はもともとは物販が中心で、それに付随して飲食があるという構造だった。しかし、今は飲食に引っ張ってもらいながら、物販もがんばっていくという状態だ。そのことと、地域の中からスター店をつくっていくということがつながってきた。これまで色んな模索をしてきたが、資料@Aのような形でまとめてもらって何が出来ていなかったのかが分かってきた。これまでの取り組みが無駄にならないためにも、なるべく早くにやっていく必要がある。
地域で組織して投票し、「ZAGAT SURVEY」に掲載されたとしても、それにみあった店になるために質をあげる必要がある。今日の日経夕刊に谷村新司さんのコラムが掲載されていた。20年以上前のラジオ番組で、リスナーが谷村さんの新曲をザ・ベストテンにランクインさせようとした「ドラゴン作戦」という取り組みがあり、その活動が復活したという内容だった。オールスターではないが、組織的に売り出していくということが必要だ。一方で、それに応えられる店をつくっていくことも必要。2000円にはなるべく多く参加してもらい、ああだこうだと感想を出し合って欲しい。
3、連絡事項
(1) 鳴門阿波踊りバスツアー
(2) 新長田1000円散策
(3) 旧二葉小学校の活用検討ワークショップ
東氏から、(1)〜(3)それぞれについて説明があった。
【正 岡】旧二葉小学校の活用検討ワークショップについては、長田区連合婦人会が中心になっており、駒ヶ林や長柄の地域の人たちやTMOからも参加している。以前にTMOで実施したワークショップの内容も出している。校舎を取り壊すか残していくかということについては、全体としては残して活用していこうという方向で進んでいる。ただし、耐震補強をどうするか、その費用はどのように捻出するかといったことについては、色んな意見が出ている状況。一部売却をするという案も出ている。
区役所が窓口になっており、市の方針としてはゼロの状態。11月までに2回のワークショップを実施し、地域に意見をまとめることになっている。アンケートも実施する予定なので、おおむねの意見は集約できると思う。
地域福祉センターで実施する予定だが、会場の関係で定員が40名になっている。誰でも参加できるので、参加を希望する方はなるべく早くに申し込んで欲しい。
【 東 】2000円散策と同日なので、前後してなるべく多く参加して欲しい。
今日の会議の内容については、かわら版でも発信するが、各商店街でも伝えて欲しい。
最後に、増井氏から六間道盆踊りについて説明があった。
5、今後の日程
次回の日程を確認し、閉会した。
8月20日(月)

