2008年02月18日 神戸・新長田中心市街地活性化協議会<議事録>
日 時 :2008年2月18日(月) 20:00〜21:10
場 所 :新長田まちづくり(株)内会議室
<配布資料>中心市街地活性化基本計画の策定について
TMOとしての今後の取り組みについて
新長田駅南地区商店街商業者アンケート
柏おもしろMAP
ホテルサーブ神戸アスタ(チラシ)
三国志祭2008 協賛のご案内
新長田回遊ガイドマップ
正岡氏(TMO運営委員長)の司会により、以下の議事が進行された。
まず、東氏(事務局)から本日の議題について説明があった。
1、「神戸市・新長田中心市街地活性化基本計画」策定状況
山崎・商業課係長から、「中心市街地活性化基本計画の策定について」に基づき、前回協議会以降の動きについて説明があった。
【山 崎】この間、現在は当初の案に戻った形になりつつある。神戸市という枠組みで見るとこじんまりしているが、まちの賑わいづくりと、ものづくり支援を中心にまとめている。
現時点でネックになっていることとしては次のような事項がある。
- エリアの設定については、北部の取扱いをどうするかということがある。ものづくりの原点が北部ということで押そうと思っている。
- 個別事業の不足については、ハードの投資が一段落している中にあって核事業がないということがある。
- 12月以降に外部審査機関が導入されることとなり、チェックが厳しくなっている。また、審査の関係でスケジュールが遅れる傾向にある。
- 長田の中心性については、規模としては他都市と変わらないが、神戸市の計画ならばこれぐらいのことはやって欲しいとの指摘がある。
補助金のスケジュールのことを考えると厳しい状況にあるので、なるべく早くに進める必要があるが、先週、事務方以外の上のところで色々な動きがあったようだ。2〜3日様子をみた上で、次の作業に入っていく予定だ。
【 東 】年末ぐらいに調整されていた内容では急にITの話が出てきて感覚にズレがあったが、国もやはりその内容では無理があることが分かったということだろう。
【伊津田】近畿でも計画づくりを進めている地域が他にあるが、認定が目的ではないことを忘れてはいけない。目的は賑わいを創出することだ。すでに認定されている地域でも、認定がゴールになっており、核となる事業をする以外は何もないというところがある。大切なことは、目的と手段を混同しないこと。そのためには、じっくり取り組んでいくのがよい。
【増 井】富山のLRTは、もともと市の予算もあって、その上に補助金を取っている。この計画で実施する予定の補助金事業は、神戸市の予算がないところから始まっているので弱いのではないか。
【 東 】これからハード事業が始まるというところであれば、また話が違ってくるかもしれないが。
【増 井】具体的にどのようなことが書かれているのか読めるものはあるのか。
【山 崎】以前に配ったものから大きくは変わっていない。国の人が見ているのは数値目標のところ。目標を実現するためにインパクトある事業があるかどうか、分かりやすか、行政が主体性を持って取り組んでいるかといったことだ。
【伊津田】平成19年11月に認定済の協議会にとったアンケートがある。ほとんどのところは認定前は活動をしているが、認定後は何もしていない。そのようなところと同じになる必要がない。
2、TMOとしての今後の取り組みについて
3、新長田駅南地区商業者アンケート
与那嶺から、「TMOとしての今後の取り組みについて」(新長田中心市街地の方向性について、地域への提言内容について)および「新長田駅南地区商業者アンケート」について資料の説明を行った。
【 東 】アンケートについては、各商店街の総会時に配布してその場で書いてもらっている。TMOのメンバーも固定化しており、個店とのコミュニケーションも不十分な状態だ。1本釣りを含めて、個店の状況を把握したいとかんがえている。
商店街の活性化について色んな話を聞くが、共通しているのは個店の努力が大切だということだ。消費者が買いたいものがなければ店には入ってもらえない。個店の活性化について困っているところがどれぐらいあり、どのように考えているのかのかを把握し、勉強したいという人を支援していきたい。
物販の分野でも何か取り組みができないかを考えている。まずは、各個店のニーズを調べたい。
4、千葉県柏市での取り組みについて
伊津田氏(中小機構中心市街地サポートマネージャー)から、「柏おもしろMAP」について説明があった。
【伊津田】1月24日にNPO柏市インフォメーション協会でヒアリングを行った。柏市では中心市街地活性化基本計画の認定準備を行っており、NPOも協議会の重要な役割を果たしている。柏市は関東ではマイナーな地域だったが、東京のベットタウンとして誇れるまちにしたいとの思いから始まった活動に、近年では脚光を浴びるようになってきた。
始めに取り組んだのがラーメンマップづくりの取り組みだった。業者に作成を依頼したが芳しいものでなかったので、城西大学の学生を中心に店をまわってつくっていった。当初は批判もあったが、学生のボランティアがつくったものだということで押し切った。お金はかけていないが手間はかっている。
次に「ラーメンファイト」という取り組みを行った。これによって、こだわりのラーメン店が出店するようになってきた。
その後、「ステキ・ランチマップ」「男飯ランチマップ」などを作成。ファッション関係の店のマップとして作成した「裏カシ」は、おしゃれな街なみの代名詞として使われるまでになっている。
色々なマップを作成しているが、原則が手渡し。マップを見ながら散策する人が増えている。
また、NPOはマスコミをうまく活用している。学生や地元の主婦がボランティアで作成したということで宣伝すれば、マスコミも取り上げやすい。マップと関連したイベントも実施しており、JR常磐線に住んでいる芸大の学生などと連携したイメージアップも行っている。
【 東 】柏市は40万人ぐらいのまち。色んな取り組みを行っている。長田でお好み焼きマップを作成するとほとんどが捌けるが、なかなか活用されるところに至っていない。
【正 岡】広さはどれぐらいか。
【伊津田】新長田の南側ぐらいか。
【 東 】閉店が目立っている。
【伊津田】激戦区になっているので、負けるところは出てくる。
【宍 田】インフォメーションセンターは公共スペースにあるのか。
【伊津田】駅の構内にある。
【正 岡】管理はどうなっているのか。
【伊津田】NPOの人が常駐している。
【 東 】指定管理者制度を導入している。
【伊津田】観光案内なども行っている。
【 東 】ランク付けをするとどうしても抵抗があるが、ボランティアでやっているということで逃げられる。
【伊津田】ボランティアで作成したといっているが、実際にはNPOの人がきちんと調べている。店の雰囲気なども含めて味だけでラインキングしている訳ではないが、どうしても抵抗はあるようだ。
【上 田】年齢層はどうか。
【伊津田】若い人が多いと思う。学生が多い。ただし、男飯マップがあるように、サラリーマンも多い。
【山 本】本町筋が選ぶお好み焼き店の取り組みを行ったことがあるが、それに似ていると思う。
【 東 】○○が選ぶというのはポイントだ。こういう事例も参考になるので、お好み焼きマップづくりに活かしていきたい。
5、その他
(1) 3月上旬、2008年度イベント日程調整会議開催
東氏から来年度に実施するイベントの調整について、3月10日以降で会議をする旨の告知があった。
(2)「三国志祭2008」に関して
東氏から、2008年度の三国志祭りの協賛について資料の説明があった。
【増 井】本日の配布資料と協賛申込書があるのでセットで勧誘して欲しい。1口5万円になっている。協賛してもらった企業については、子どもの参加募集をする際、チラシを同封することで考えている。物販での応援も受け付け。
実施日は7月27日を予定している。前回は屋台・店舗含めて夜も開店して欲しいとの要望があったので、その方向で調整したい。
【山 本】以前は、各商店街から20〜30万円の協賛とのことだったが。
【増 井】役員会で通すのが難しいとの意見があった。
【山 本】全体として応援していける形がよい。
【増 井】これまでは年度途中でお金の話が出てきていたので、予算組ができないということがあった。補助金をもらってこられたからよいが、今年度は2月の役員会で話を通しておいて欲しい。
【 東 】一般の人にとっては、なぜ三国志なのかが分かりにくい。続けていく中で定着を図っていく必要がある。
(3)ライスレンドCM撮影
東氏から、「岩手純情米」のTV-CM撮影が六間道商店街で行われる予定であることについて告知があった。
(4)新長田回遊ガイドマップについて
森氏(くつのまちながた(株))から、まちのにぎわいづくり一括助成事業の一環で作成予定の「新長田回遊ガイドマップ」について説明があった。
【 森 】前回の協議会で新長田のマップ作成と情報発信の基地づくり(ステーション)の提案をした。来街者のパイをどう増やすかということと、来られた方にどうおもてなしをするかがポイントだ。シューズプラザに見学に来られた人から、新長田に何があるのかを聞かれる。西代駅と駒ヶ林駅の間をこんな風に回れるという提案だ。マップの作成にあたっては、これまでに作成されたパンフレットなどからキーワードを拾っている。作成したマップは、JRや山電など広い範囲で配布する予定だ。シューズも地域活性化の拠点として位置づけて、TMOと一緒にやっていきたい。
【 東 】マップの内容をチェックして、修正点などあればなるべく早くにFAXで送って欲しい。
【正 岡】マップを見てまわってみたら、よくなかったということにはしたくない。街がよくなるように全体で取り組んでいく必要がある。
【 森 】その街で出会った人の対応がどうだったかということが心に残ると思う。
【増 井】マップが完成したら、まずはお店の人に知ってもらった方がよい。
【正 岡】ステーションをどんどん増やしていきたい。
(5)スティールパンコンサートについて
【山 本】「アスタ・スティールパン・コンサート」を3月23日に実施する予定にしている。これまで、長田の名物になるようにと取り組んできた。全国的にも色んなグループが来てくれるようにもなった。5月には子ども環境サミットの会場で演奏する予定だ。地元に応援される取り組みでありたいと思っている。これから作成するチラシには裏に宣伝を入れるので、協賛もお願いしたい。
最後に、今後の各部会等の日程を確認し、本会を閉会した。

